「シロー、リリには手厳しいねぇ」
「だっておまえら、こんなのに惚れるか?」
「惚れるよ。だってリリちゃんめっちゃかわいいじゃん!」
「よかったな、おまえ。好んでくれるヒトが一人でもいて」
もはや馬鹿にしてるとしか思えない言葉を投げかけてくる獅狼にそろそろムカついて、獅狼の後ろから裏太ももを思いっきり蹴ってやった。
「いって!?」
「別にそんなヒト居なくたっていいし!わたしにはゲームさえあればいもんね!!」
一応KINGのリーダーだし、殴られるのは嫌だから素早くカズくんの後ろに隠れながら反撃した。
おまけに、べーっと舌も出して。
「てんめぇ…、よくカズの後ろからモノが言えるなおい」
「女子に暴力反対!!!」
「だからどこに女子がいんだよ」
俺の目の前にはカズしかいねぇよ、とムカつく笑顔を見せてくる。
こいつ…!

