恋に青春中





南海高校につくと、
同じ中学生がたくさんいて。


あたしたちはまず、
講堂へと案内された。



…とはいえ、さすが私立。
とても綺麗で汚い所なんて
ないんじゃないかってくらい。


銅像もたくさんあって、
施設も整ってる。


「すごいね、私立」

「そりゃ、お金かかってるからね」

「だよね~」


百華にいうと、
軽く流されてしまった。
きっと百華の頭の中は、
川本先輩のことだけ。


学校案内なんて
もうどうでもいい、
という目をしてるもん(笑)


それからあたしたちは、
1時間くらい高校の説明を聞いて、
講堂に入った順に、
前から10人くらいで切られて
校内を先輩が案内してくれた。


…なんか、大人って感じ。
髪の毛は少し茶色けが入ってて
冬だから黒タイツ。
スラっとしてて、
高校生ってこんなに変わるのか
って先輩をみて思った。


どこ見てるんだ、あたし
そう思ってぐるぐる回りながら
校内を見渡した。