白銀のヴィーナス


「グッ……ゥ、」


一人、また一人と地面に沈む男達。


私はそれに目もくれず、足を止めた男達の懐に忍び込んで急所を突く。



「カハッ……!!」



楽なように、一発で仕留めるのが私のやり方。



「く、来るな……っ!!」



喧嘩をしている時、いつも思う。



「ビビるんなら最初から喧嘩吹っ掛けんな」



女で良かったって。



「大人しく、沈んでて?」



女じゃないとこんなに身軽に動けないじゃない?


まぁ、女は女でもそこら辺にいる女よりデカイけど。



──ガッ!!



それでも、男よりは身軽に動ける。