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某日、タレーランは2匹の大きな鮭を入手した。
鮭は当時としては、富豪でもなければ入手不可能なものだった。
さっそく客たちにふるまうことにするが、しかし2匹とも同時に食卓に出せば自慢と受け取られ、反発されることも予想される。
そこで、1匹目の鮭を客の目前でわざと皿から落として料理を台無しにしてしまった。
残念がった客に2匹目の鮭を持ってこさせたため、客はおおいに喜んだといわれる。
(Wikipedia「シャルル・モーリス・ド・タレーラン・ペリゴール」のエピソードより)
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