「――――葉上!!」 後ろから、愛美の声がして思わず振り返る。 そこには、やっぱり愛美はいなくて。 「……愛美、俺は一生お前を忘れねぇ」 幻聴だったのか、本当に愛美が俺に声をかけてくれたのか。 どちらにせよ、俺は永遠にお前を忘れない。 俺は一生、お前のことだけを想って生きていく。