君とさよならの時間 ~大好きの涙~





 葉上は目を細めながら、集中してクレンゲームをした。






「よっしゃ!!!!」





 葉上は見事一回で、猫のぬいぐるみを取った。





「ほらよ」



「ありがとー」



「でも、あっちの兎のほうがよかったんじゃねぇの?」





 リボンをつけ、ウインクしてる兎のぬいぐるみ。


 …私には、かわいすぎるよ。





「こっちがいいの。この猫、葉上に似てるでしょ?」


「似てねぇよ」







 私は葉上がとってくれた猫をギュッと抱きしめた。