君とさよならの時間 ~大好きの涙~




「じゃあ、次、どこ行く?」



 会計をすませお店を出たあと、葉上が私に聞いてきた。




「楽しめるようなところ行きたいな」


「了解☆」





 葉上が連れてきてくれたのは、ガヤガヤとしたゲームセンター。





「なんか取ってやるよ」



 葉上はクレンゲームを指差しながら、私に言った。




「えー、葉上取れるの?」


「これでも結構うまいんだぜ?」



「…じゃあ、アレとってよ」





 私が指差したのは、葉上にそっくりなツンとした顔の猫のぬいぐるみ。





「おっしゃ。楽しみにしてろよ?」



「取れなかったら、土下座ね」



「は!?なんだよそれ…」