「好き」が重なった、この瞬間。







 私は、どこか信じていた。













 私は生きる。生きてみせる。死なない。













 あなたの愛情が、私を強くさせてくれた。






 愛が足りなかった私に、愛という名の「好き」を注いでくれた。










 生きたい。―――信じるのは、私の勝手でしょ?


 たとえ、その“信じる気持ち”が裏切られたとしても。