いや待て。
ここは高速だ。
止まれるわけねーだろ。
「あれ、お城?」
テンが指差す先には、こんな日本の片隅に西洋のお城が、あら、こっちにもあっちにも。
「えーと、あれはホテル」
「ホテル⁈お城にステイできる⁇」
「うーん、できるっちゃできるけど」
「お城、行きたい‼」
「いや、お城だけど、お城じゃないの。カップルじゃないとダメなのよ。鎧兜とかないし。アレする所だしさ、ほら、アレよアレ。あぁ、もうちょっと考えて設計してくれないかなぁ」
「へー」
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