ノーラと云う級友を得た事はクレアにとって至福の喜びであり、大切な宝であった。 しかし…… 微塵もノーラを疑う事のなかったクレアにとって、もとの自分を取り戻したノーラの行動はやはり永遠に逃れられない世の中の“常”。 人は簡単に利に走り、人は簡単に裏切ると云う事。 逃れられない“優劣”の仕組みであった。 まるで無意識に……、 悪びれる事なく……、 自覚すらもなく……、 何もなかったかの様に自分を“負かして”行く勝者達。