さすがに気まずくて、私はうまく顔を合わせられない。 「? どうした、お前ら」 キョーヤが不思議そうに私たちを見比べる。 「別に」 私は首を振って、フロアの一番奥…… CDやレコードや機材が収めてある部屋に入る。 ここって、隠れ家みたいで落ち着くんだよね。 モヤモヤを振り切るように、何枚かCDをつまみ出して モノとモノの隙間に埋もれるようにしゃがみこんで。 ヘッドホンをつけて、ひたすら音楽に、浸る。