電話して、目立たないよう裏に回ってもらおうかな? ……ううん。 さすがに私もちょっと、学習してきた。 キョーヤが私の頼みなんて、聞くわけない。 もうこういう時は、 さっさと言うこと聞いてこの場を離れて あとでゆっくり話した方がいいに決まってる! 「ミユ、ごめん! 今日も先帰るね!」 窓辺でキョーヤを観察していたミユに、 私は慌ただしく声をかけた。