貴方に夢を。私に心を。


「でも、あの時はゴメンね。」



「へ?」



なんで、謝れるのかわからない私達は首を傾げた。




「あれ?気づかなかった?」



そんな事があるわけないと知っていながら聞くこの人は。



「じゃあ、もう行くね。」



とても怒っていた。



「…待って下さい。」



そう言って出て行こうとする背中を呼び止める。



「何か用?」



返ってきたのは今まで聞いた事がないほど冷たい声。