貴方を忘れない
恋愛(その他)
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kedama^-^/著
- 作品番号
- 10032
- 最終更新
- 2007/09/10
- 総文字数
- 18,415
- ページ数
- 38ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 1,232
- いいね数
- 0
-今も消えない想いを込めて-
今は
もう触れる事のできない
絶対的な距離が
体にも
心にもできてしまった。
貴方には
生きて来たその道の上に転がる
無数の小石の一つでも
私には
渡る事ができないと諦めかけた
あの大きな海に浮かぶ
たった一艘の船でした
豪華でもなく
大きくもなく
ただ全力で
私を向こう岸まで運び
そして、振り返る事なく
消えて行った船。
今、私は
小さな手を引き
波を見つめ
その水平線に微かでも
あの船が見えないかと
祈って居ます。
ボロボロの帆に
勇ましくドクロを描き
波の向こうへ消えた
海賊船。
貴方の船は
宝物を見つけたのでしょうか?
私は…
この、幼く
強く
誇らしい
『息子』という宝を見つけて
今日も
抱き締めています。
今は
もう触れる事のできない
絶対的な距離が
体にも
心にもできてしまった。
貴方には
生きて来たその道の上に転がる
無数の小石の一つでも
私には
渡る事ができないと諦めかけた
あの大きな海に浮かぶ
たった一艘の船でした
豪華でもなく
大きくもなく
ただ全力で
私を向こう岸まで運び
そして、振り返る事なく
消えて行った船。
今、私は
小さな手を引き
波を見つめ
その水平線に微かでも
あの船が見えないかと
祈って居ます。
ボロボロの帆に
勇ましくドクロを描き
波の向こうへ消えた
海賊船。
貴方の船は
宝物を見つけたのでしょうか?
私は…
この、幼く
強く
誇らしい
『息子』という宝を見つけて
今日も
抱き締めています。
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