溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





少し遅くなったけど、一年記念日、みたいな。


なのになんだ。

突然別れよう、だなんて。


「……何言ってるの?冗談キツいだろ……」

「冗談なんかじゃない、ずっと考えてたの」

「ずっと考えてたって、なんだよそれ」


確かにここ最近全く会えなかったし、連絡もあんまりできなくて、メールの文章も少し素っ気ない気はしてたけど。


でもそれはただ、先生が忙しいからだってそう思って──言い聞かせてた。


「……仁斗ももう中3だし、これから進路のこと考えなくちゃいけないでしょう」

「俺たちのことと俺の進路と、何が関係あんだよ」

「万が一、私達が元教師と生徒で、今付き合ってるって知られたら体裁が悪いわ」

「……んだよそれっ!」


ガンっ!とテーブルに拳を叩きつける。


進路だとか、体裁だとか、そんなん。


「そんなん気にするようならとっくに別れてるに決まってんだろ!」


違うだろ。 そうじゃないだろ。