溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





ニヤリと笑ってそう言えば、「頑固すぎ……!」と俺の胸に頭を預ける先生。


「……先生、俺の事好き?」

「嫌いじゃない」

「俺と付き合ってくれる?」

「……後悔しても、知らないわよ」


先生は本当に馬鹿だ。


後悔なんてするわけないのに。もし、後悔するんだとしたら。


それはきっと、この手を離した時だ。

この手を離して、先生を失ったらきっと俺は、一生後悔する。もう立ち直れないくらい、きっと。


「俺は後悔なんかしないし、先生が後悔しないように、ずっと先生の事愛してあげるよ」


──ねえ、先生。

あの時の俺の言葉に曇はなかったし、全部全部、俺の本音だったよ。


涙声で「ありがとう」といった先生も、きっと俺の事愛してたんでしょう。