溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





二人で手を繋いで帰る。


特に、話題もないから無言で。


だけどこの無言の時間は嫌いじゃない。雅となら、無言でもなんだか落ち着けるから。


──そう、思っていたのだけど。


……なんだろう。今日の沈黙は、いつもと少し違う。


なんだか、息苦しい。


「あ、あの〜……雅さん?」

「なんだ」

「……なんか、怒ってる?」


少し、空気がピリピリしている気がして恐る恐るそう言うと、雅は感情の読み取れない瞳で、私を見た。


「どうしてそう思う」

「え、いや、なんとなく……」


確証は、ないけど、と段々声が小さくなりながら言うと、不意に右肩と左手首を掴まれて。