溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





麗ちゃんに驚いたんじゃないよ!と言う夢乃。


……なるほどね、確かに雅はそこに立ってるだけで圧倒的オーラがある。


「……それより、なんで私が今度は皆に見られてるの?」

「それはあんたが獅童先輩を手なずけてるって噂があるからよ!」


私の質問に答えたのは、夢乃──じゃなくて、蕾だった。


「て、手なずけてる……!?」


私が、雅を!?


なんだそりゃ。雅は犬じゃないんだから……。


驚きながら目をぱちくりとさせると、そうよ、と蕾が頷く。


「今だってそうだったじゃん。獅童先輩を待たせる事が出来るなんて麗くらいでしょ」

「そ、そうなの?」

「命知らずもいいとこだわ」


命知らず……って!


皆の中の雅は、一体どれだけ高貴な男なんだろう。まるで王様扱いだ。


「雅だって皆と変わらないただの人間なのに……」


そう呟くと、夢乃と蕾が苦笑いした。