溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





「ま、そんな類のアピールにも気付かない麗ちゃんは最強だね」


私の肩をポン、と叩きながら笑った春希。


……さっきから春希が何の話をしてるのか、ちっともわからない。


というか、最強ってなんだ。

そんな恐い称号要らないし。


「最強なのは春希達でしょ」

「うーん、やっぱり鈍感だ」


でもそこが麗ちゃんの良いところだよね、と春希は微笑んだ。





「──麗」


たったその三文字を放っただけで、教室が異様なざわめきを見せる。


放課後、約束通り迎に来た雅は、静かに私の名前を呼んだ。


そんな雅の姿に、教室が色めき立つ。