溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





それから、真っ直ぐに私を見つめた。


「……お前の体にしか、興味ない」


な、生々しい……!

言い方が、生々しいのよ……!


「うーん、やっぱ雅強敵だねえ……一瞬で姫のこと真っ赤にさせちゃって」


私の顔をひょいと覗きながら笑う仁斗。


すると、いつの間にか立ち上がっていたらしい雅が、私達の傍に来て。


そっと私の肩を抱き寄せた。


「み、雅……?」


驚いて顔を上げると、ふ、と微笑した雅が耳元まで口を寄せてきて。


「──今日は一緒に帰るぞ、麗」


そんな雅の声が耳朶を掠めた瞬間、ゾクリと胸が震えた。


……やっぱり雅の声は、心臓に悪い。


「ちょっとちょっとー、目の前でイチャつかないでよお二人さん?」


その声にハッとすると、口元を引きつらせながら笑う仁斗の姿。


そ、そうだ、目の前に仁斗が居たんだった……!