溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





病室でそう言って先生が渡してきたのは、小さな藍色のストーンが埋め込まれたピアス。


「ピアス?」

「その色、なんか仁斗に似合うなって思って買っちゃったの」

「でも俺、ピアスの穴開いてねえし……てかなんで片方だけ?」


すると、もう片方はここ、と先生は髪を耳にかけた。

顕になった耳朶には、藍色のピアス。


「お揃いなの。ピアスはもし穴開けた時に付けてくれればいいよ」


ふふ、と笑う先生に胸が熱くなる。

こんなことされたら、余計あんたから離れることが出来ないだろ、先生。


「……先生が、開けてよ」





「──本当にいいの?」


先生の指先が耳朶に触れるたび、ゾクリと背筋が震える。