溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





少し冷静になれば、先生の様子がおかしい事、気付いてた筈なのに。


先生の苦しそうな最後の表情の意味にも、きっと気づけていたのに。


俺はこの半年、一体何をやっていたんだろう。


「……先生、今でも俺が好き?」

「仁斗……」

「誤魔化すな。……俺は今でも先生が好きだ。ずっと忘れられなかった」


先生は?と、野暮なことはもう聞かなかった。

だって、先生が流した涙が、なによりの答えだと思ったから。


嗚咽を漏らして泣きじゃくる先生をそっと抱き締めた。相変わらず華奢で、柔らかくて儚い体。


「先生、もう一回付き合って」