溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2





先生、少し痩せてる。


「先生……」

「どうしてここに……ああ、田村君がバラしちゃったのかあ」


田村っていうのは今朝俺に先生の事を教えてくれたやつで、口止めしとけばよかったなあ、なんて先生は笑った。


「親と話してるところを、偶然田村君に聞かれちゃったのよね」


あんな所で話してる方が悪いんだけど、なんて、それじゃ、それじゃまるで、田村の話が真実のような言い草じゃないか。


「先生、病気なの……?」

「うん」

「いつ、退院できるの……」

「田村君から聞いたんじゃないの?聞いたからここまで来たんでしょう?……最後に、私に会いたくなっちゃった?」