。☆*・゚・ 「ユウレイがプリント抱えて歩いてたぜ」 「あ、志摩。さっき、うじ君が職員室にいたよ」 「うじの奴、渡り廊下で窓の外見てた」 相変わらず目撃情報が耳に入ってくるおかげで、彼の行動はわたしに筒抜けだ。 そしてそのあだ名は『ユウレイ』と『うじ君』が半々くらいになってきている。 いい傾向だ。