「え……っと」 「こら、あんたたち、うじ君が戸惑ってるじゃないの」 苦笑しているうじ君を庇うようにアキちゃんが声をあげ、彼に擦り寄っていく。 「こいつらは無視していいから、うじ君、この木炭紙に思い切り表現してみない?」 「アキちゃん、それを自分の作品と偽って提出するつもりでしょう」 「ばばばばか言ってんじゃないわよ!」