そんな桜彩も俺の腕に珍しく抱きついてる。
かわいすぎてツライ。
いつまで我慢できんだろ……俺。
しかも、今日は一段と制服のスカート短すぎるし……。
膝上何㎝だよ!
「お前スカート短すぎ!俺許さないよ!」
「いいじゃん。ダンス終わったら戻すもん」
「それに化粧濃すぎ!俺は桜彩のすっぴんが好き!肌荒れるぞ!」
「はぁー……ほっといてよ~!……ちょっと!凛!きゃっ…!」
言って聞かないなら丈降ろせばいい!
ウエストで折ってるスカートを降ろす…のは、いいけど………
ウエスト細っ!
「やっ、やめてよ……バカぁ…!!」
「スカートの丈戻してるだけなんですが?」
「はーい!そこまでー!やめー!ほら、凛。離れなさい」
「理音!いいとこで止めるな!」
普段じゃ聞けないような桜彩の声聞けてたのによ~……。
当の本人は顔を真っ赤にしてまたスカート折り直してる。
彼氏の俺としては、お前がどっかにいっちゃいそうで不安なわけ。

