晴さんと俺で一発ずつ頭叩いといた。


小春との馴れ初めは後々話してくれるらしい。


「もうラブラブ過ぎて困るってゆうか?付き合って3日なのに」

「小春の本心はどうだか……」

「やめてくれない凛!?」


唇を尖らせて拗ねてる理音の隣で、晴さんが幸せそうに話した。


俺らに指輪を見せながら。


「俺と杏花梨は今婚約中!年内に結婚するつもりだから、ニュースチェックしとけよっ」

「え!晴さん結婚するんですか!いいなぁ~………俺も早く小春と…」

「理音は付き合って3日だぞ。まだ早過ぎる!」

「でも、俺だってやっと小春をアメリカに連れて行けるんですから!」



結婚ね~………。


俺はまだ桜彩とそうゆうこと全く考えてなかった。


ただ二人でいる時間が好きで、側にいたい。


その考えが一番大きくて。


いつかは桜彩と………なんて思ってるけど、俺にはまだ足りない部分があるし。



晴さんぐらいの大人になってから、考えればいいかな。


俺と桜彩のこれからのこと。