お騒がせboyがウチに転がり込んで来た




今日の撮影は早朝に終わった。


昨日の朝に現場入りしたからー………


えっと……多分丸一日撮影してたってこと?


もうこっち来てから時間の感覚が分かんなくなってきた。


相当疲れてる~………。


ここでやってけてる理音を心からすごいって感心する。


ホテルに帰る車中で隣に座る西浦さんは、手帳を見て忙しそうにしてる。


俺のマネージャー業ばっかで、西浦さんはろくに休んでないはず。


「西浦さん。俺のマネってかなり忙しいですよね?」

「あ?まぁ……そうだな。おかげさまで売れっ子俳優だから忙しいな」

「俺のせいで婚期遅れるかも…」

「うるせぇ!ガキんちょは黙ってろっ」


俺を軽く小突いた。


彼女いるかは不明だけど、俺のせいで婚期逃してるのは確か!


もしも………


もしも、俺と桜彩が結婚したとしたら。



今みたいな生活が続いて、いつか桜彩がいなくなっちゃうんじゃないかって……


不安になったりする。