次の日の早朝から俺は理音に電話。
アメリカ来てること知らないから、びっくりするだろうな~。
『はい?凛?』
「理音久しぶり~。今日会える?」
『いやいや!俺、アメリカだからね?そんなギャグ面白くないって!』
「いや、本気。俺さ、映画の撮影でアメリカ来てるんだよね」
『マジ!!?』
結局、土地勘のある理音が俺のホテルまで来るそうで。
午後から来るだろうって思ってたけど、電話から20分後………
「りーんー!!おっひさぁ~!!」
「うわぁっ!?は!?な、なんで勝手に入って来てんの!?」
「俺の巧みな英語術と知名度のおかげかな?」
得意気に言ってカードキーをチラつかせた。
「腹立つ。出てけ」
「冷たいなぁ~!」
久しぶりに見た理音は少し別人に感じた。
常に明るかった髪色は、真っ黒になっててチャラい要素が減った。
理音もこんなに変わるのか………。

