けど、仕事のことに口出しは出来ないから。
凛のためだから、あたしは笑顔で送り出してあげなきゃ………。
それに絶対帰って来るし!
「ごめん……ほんとに急で……。俺も昨日答え出したからさ」
「ううん、大丈夫!頑張って来てねっ」
「大丈夫じゃない。そんな泣きそうな顔で言われても説得力ねぇよ」
あたしの手を引っ張り、腕の中に閉じ込める。
自分がバカみたいで恥ずかしい……
凛は絶対に帰って来るのに、少し離れるだけで悲しくなるんだもん。
「3ヶ月間………離ればなれ我慢してな?」
「出来るよ……子供じゃないし」
「じゃあ、約束するか!俺が帰って来るまで泣かないって約束」
「する……。あたし絶対泣かないよ?」
「ほんとか~?」
疑った様に笑って、あたしの小指に自分の小指を絡めた。
触れてる小指が熱く感じて、あたしを尚更切なくさせるんだ……。
近くで支えてあげられないのが少し悔しいな……。

