お騒がせboyがウチに転がり込んで来た




授業が終わり、家に帰っても一人勉強。


シャープの芯をこんなに消費したのは生まれて初めてかも。


高校受験の時はこんなに勉強した記憶ないし……。


そんな勉強ばっかのあたしでも、どうしても手を止めてしまう時がある。


「そろそろだね……」


テレビをつければ、凛の再放送のドラマ。


アメリカに飛び立った理音くんと共演してたドラマ。


まだ凛達が16歳の時のドラマだから少し幼く感じるねっ。


こんな時にタイミングよく家のドアが開いた。



「ただいま~」

「おかえり!凛!ドラマやってるよ」

「ドラマ?……うわぁ~懐かしい!恥ずかしいから消していい!?」

「ダメだよ~!これを楽しみにしてたのに!」

「演技下手くそだからほんと……恥ずっ!!」


あたしはリモコンをぎゅっと握りしめて、凛のドラマに見入る。


演技は十分上手だし、悔しいくらい彼女役の女の子と合ってるもん。


このテレビの中の人があたしの彼氏って今だにびっくりするね……。