家に帰れたのは真夜中。
寝てるであろう桜彩を起こさないように静かにドアを開けて静かに歩く。
あれ?
桜彩の部屋の電気がまだついてるってことは、きっと起きてる?
「桜彩……?」
「凛……やっと帰って来た…」
「待っててくれたの?ありがと……」
「凛ー!!」
泣きながら俺に抱きつく。
展開早すぎて何があったか全く分からないんですけど!?
と、とりあえず宥めて話聞く。
背中をゆっくり擦ってあげた。
「ツライこと俺に言ってみ?」
「……模試の結果が……最低だった…!」
「どれどれ~?」
机の上に広げられてる模試の結果。
確かに良い点数とはお世辞にも言えない。
なんたって半分越えてないんだから。
だけど、頑張って努力してた姿を知ってるから責める気は起きない。
努力は誰よりも積んでたのは事実じゃんか。

