箱を渡せば興味津々に箱を開ける。
ケーキで正解だったっぽい。
「うわ~!ケーキ!えっ……まだ箱あるから…こんなにたくさん!?」
「そう。桜彩の好みが分かんねぇから」
「ありがとう!かわいい~♪」
なんだ……笑ったらすっげーかわいいじゃん。
桜彩は立ち上がって部屋から出て行き、戻って来た時にはコップ、皿、フォークが2個ずつ。
「あー……俺はいいや。桜彩にって買って来たし」
「そんなこと言わないで一緒に食べようよ~。こんなにあるんだから!……どれがいい?」
笑顔で聞いてくるから断れない……。
だから、甘くなさそうなヤツを………。
「チョコレート……チョコレートケーキもらおっかな~」
「いいよ~。じゃあ、あたしは苺のタルト♪」
甘いの苦手なのになんでここまで無理してケーキ食べてんだろ……。
コイツの笑顔はズルイ。
「おいしい~♪ありがとう…凛くん」
ほら………
その笑顔で俺を惑わすんだからさ。

