心配そうな顔した桜彩を優しく撫でて、華那さんのことを話す。
他の女と二人きりでいることが桜彩にとって嫌なら即断るし。
「仕事の女先輩から食事に誘われたんだけど……どうしよっかなって」
「……行った方がいいと思う。そうゆう付き合いって大切なんでしょ?」
「大切だけどさ。桜彩は嫌じゃねぇの?」
「嫌じゃないよ。凛のこと信用してるもん!」
その言葉に一安心。
俺としては正直、華那さんと二人はヤダ。
でも付き合いとして頑張らなきゃだし。
桜彩も快く許可してくれた。
あとは俺が頑張る番だろ?
「ありがと、桜彩」
「ううん。ねぇ、お風呂いつ入るの?早く入って来てよ」
「俺、帰って来たばっかなんだけど……」
「あ、あたしが眠たいから!あと電気代の節約!」
遠回しに早く一緒に寝ようってこと?
なんてかわいいんだ俺の彼女は!!
「じゃ、風呂行ってこよっと!」
そう言って立ち上がれば、嬉しそうな顔して桜彩も立ち上がった。
この普通の日常が好きだ。

