お騒がせboyがウチに転がり込んで来た




うわわわわ……!!!


これじゃあ、まるで凛に撫でられてる気がして心臓が持たない!!


ドキドキ……


忙しく音を立てる。


「ごめん!凛がこんな大人しそうな彼女選ぶなんて初めてだからさ。面白くて!」

「そ、そうなんですか…?」

「あぁ。てか、堅くなんなよ。母さん、ちょっと桜彩ちゃん借りる!」

「えっ!ちょ、ちょっと!?」


お母さんも止めてよ~!


あたしは凛のお兄ちゃんの空さんに連れて行かれるがまま……。


2階に上がり空さんの部屋らしき所へ。


「単刀直入に聞くけど……あんな凛のどこがいいんだ~?」

「えっ?いや……その優しいとこ、とか?」

「アイツ女の子に優しいの!?」


びっくりした表情の後にはため息。


凛は普通に優しいし、これでもかってほど愛してくれる。


そこが凛の好きなところだけど……。


ほんとはまだまだあるよ。


でも恥ずかしいから空さんには秘密……。


「まぁ、でも幸せそうで何より」


その横顔は本当に凛の幸せを自分のことみたいに喜んでるようで………


こんなお兄ちゃんがいて凛は幸せだね。