バフッ!!!
んっ………
布団を叩かれてるような鈍い音。
「凛!!」
桜彩が俺の名前を呼んでる……。
ボケッとしたスッキリしない頭で考えていると声がもっと近くなって……
「凛!りーん!」
「……ふぁ~…桜彩……。もっと優しく起こしてよー!」
「起こしたわよ!最初は!早く起きて帰る準備して!晴さん達下で待ってるから」
「分かった。じゃ、シャワー浴びて来る…」
「あたしの日本語通じた?」
「そうそう!シャワーじゃなくて、着替えたかったんだよ~!」
桜彩が黒い笑顔になったから俺は、急いで着替える。
その横で、俺の荷物を片付けてくれてる桜彩。
ほんとに優しいな~。
「……こっち見なくていいから早くズボン履いて」
「だって桜彩がかわいすぎて見ないと損なんだもん」
「は、はい!?そ、そんなこと言わないでよ……」
「ほんとのことだし。桜彩かわいいよ」
俺から目を逸らして、片付けをする横顔はかわいくて。
こんなに照れてる表情見れるのも俺の特権ってわけか。
「ほんっとに好き~!」
「いいから!もう!分かったから!」
もっと好きだって気持ちの伝え方があればいいのに。

