【桜彩side】
完全に目が冴えちゃったよ……。
寝ようって言ったのは凛なのに、好きなだけキスしてくるんだもん。
しかも、長くて苦しい息できないやつ!
「もう……凛のバーカ……」
隣ではスッキリした顔で爆睡してる凛の髪をそっと撫でてみる。
茶髪で少しパーマのかかった髪がオシャレだな~っていっつも思ってた。
女の子よりふわふわ~!
「えへへっ……凛かわいいねっ。寝顔は大人しそうな男の子なのに」
幼く見えて、それでいてまだあどけない。
同い年の男の子って納得できるほど。
起きてたら夜なんて狼だし!
「んっ………」
「あっ………」
起きちゃうかな?
大きな目をパチパチさせてボケーっとした瞳であたしを見上げた。
「桜彩……寝る……一緒に」
「うん。寝るよ」
「ん~っ………大好き…」
すっごいかわいいんですけど!
凛ってかわいさも兼ね備えてるんだ………。
あたしは今日もらったネックレスをぎゅっと、手で握り嬉しさに浸った。

