風呂の中で考えてしまうのは、さっきの桜彩の発言。
もしも桜彩が理音のこと好きだったらどうする……?
そんなの無理無理無理無理!!!
いくら理音だからって桜彩を黙って差し出せねぇよ……。
何本気で考えてんだろ。
桜彩は俺の!!
「よしっ…!」
立ち上がればパシャっと水が弾ける。
さすがに、パンツ一丁で桜彩に抱きついた怒られるの間違いなしだ。
スエットに着替えてベッドで雑誌を読んでる桜彩のとこに走る。
「桜彩~!」
「あんまりドタドタ足音立てたら他の部屋に迷惑だよ?みんな一人でまったりしてるのに」
「今日の桜彩冷たいなぁ。あ、俺がかまってあげなかったからだろ!?」
「自惚れないでー。あたし今雑誌読んでるんだから静かにして!」
そんな桜彩の雑誌を覗けば、俺が表紙飾った雑誌でページも俺だらけ。
ふ~ん………。
素直じゃないのにかわいいってゆうか……
俺が気付かないとでも思った?
「俺載ってるから真剣に見てるんだよな?いいよ~。ゆっくり見て」
「はっ!ち、違うもん……。べ、別に凛目当てじゃないし……」
「素直じゃない女の子は嫌い」
「やっ、そ、その……半分くらいは凛のこと見てて…」
「よろしい」
後ろから、ぎゅっと抱きしめて膝の上に乗せると顔を真っ赤にして笑う。
ん~………シャンプーのいい匂い…。
そうだ!
桜彩に彼氏らしいことしてやんないと。

