「桜彩~!!ただいま~!!」
晴さんの広い別荘の長い廊下を駆け抜けて、桜彩にダイブ!!
………のつもりだった。
「あ、おかえり。包丁使ってて危ないから、こっち来ないでね」
「り、理音!お、おかえりなさいっ!」
「ただいま~♪小春!」
照れくさそうに話す小春と二人でキッチンに立ち手際よく料理中の彼女さん。
抱きつきたかった!!
桜彩に嫌われるのもヤダから大人しく理音と晴さんと三人でリビングで待つ。
「俺~小春の手料理食えるとか世界で一番幸せな男かもしれないっ!」
「ほとんど料理上手な桜彩が作ってるに決まってるだろ」
「元カノの料理が涙出るほどまずかったな……」
「マジですか晴さん……。でも、小春が料理上手なので安心して下さい♪」
「だから桜彩だって!」
そんな俺らの掛け合いを面白そうに見てる晴さんは、杏花梨ちゃんと実際のとこどうなのか……。
俺らが知るよしもないけど気になる。
まずは桜彩の手料理を楽しみに待つ!

