ーー……… 二人の姿が遠くなって 私も足早に教室を出る。 ……… 駅に向かうこの道で 話した思い出。 それが鮮明に思い出されて 苦しくなる。 …… 私は何がしたいのだろう。 協力する。 そう言ったくせに。 二人を見ていると苦しくなって。 川崎の笑顔が もう一度見たくなって。 「………」 でも好きなのは きーたんで。 頭の中がぐしゃぐしゃ。