それは前触れもなくおきた、 突然の出来事。 「はいっ、コレ…」 ん?なにこれ? 「あの…前、欲しいって言ってただろ?それで…その…」 えっと…これは… 川崎に差し出されたその可愛い袋を透かしてみると。 …これは… iTunesカード? え? あんなテキトーに言ったこと覚えてたの? 「あり、がと…」 「うん…それで、」 何かを決心したように川崎は深呼吸をした。 「僕、谷ヶ崎が好きです! 付き合ってください!!!」 …………………………。 はぁあ!?