―もっと、刺激的な恋を。―

『光代を甲子園に連れて行く』 幼馴染みの亮平の言葉は、冗談だと思った。 でも、そうじゃないと分かったとき、わたしも決心した。 彼が本気ならわたしも頑張る。同じ舞台に立つのがわたしの夢になったから。 なかなか出番は回ってこなかったけれど、一生懸命に努力をしていたことは、わたしが誰よりも知っている。 そして迎えた高校３年生の夏。 わたしたちにとって、最初で最後の大舞台。 だって……、悔いの残らない日々にしたいから……。

この一年、 あなただけを見てきた。 あなたに振り向いてもらいたい あなたに私の事を見て欲しい 私の高校最後の一年間はあなたで埋め尽くされている。

いつも、その視界に入りたくて。 私はキミの傍にいる。 微笑んで他愛ない言葉を交して。 胸の中に秘めた想いを一人、膨らます。 キミが、好き。 ただ、それだけ。 他には何もいらない。 なのに、彼は…。 こんな私に何かを与えようとする。 そんなこと、しないで？ 私は本当に、ただキミが好きなだけ。 桜塚悠（さくらざかゆう） × 矢部尚人（やべなおひと）

青春… 高校最後の夏休み こんなはずじゃなかった…

幼馴染同士の美和子と陽一郎。年は18。 今年も2/14が迫る中。 13日に陽一郎は毎年のように、 美和子に手紙を送りました。 今年のバレンタインはただじゃ済まない ……のか? バレンタイン短編。 グダグダなので期待せずにどうぞ。 .

自「待って！」　 　 彼「ん？なに？」 自「一緒かえろっ！」 彼「いいけど」 自「私ね好きな人できた」 彼「ふーん」 自「なにそのそっけない返事」 彼「だってお前男みたいなのに」 自「はっ！女だし！」 彼「どー見たって男だろ」 自「なんでよー！」 彼「他の男からは男にみられてるだろ」 自「んじゃあんたは女としてみてるの」 彼「おうまーな」 自「えぇーー！しらなかった」 彼「だってもうすぐで彼女になるやつの　　ことを男として見るわけないだろ」 自「は？誰が彼女になんの？」 彼「さーね」 自「教えてよー！」 彼「俺の隣にいて一緒に帰ってるやつ」 彼「あーあとこれから俺に嘘つくの禁止　　な」 自「んじゃあんたもね」 彼「あっもーすぐでお前の家じゃん！」 自「・・・・・。」 彼「なんだよ！急に黙って」 自「かえりたくないから」 彼「んじゃ俺のいえくる？」 自「うん！(泣)」 彼「なにないてんだよ！」 彼「俺のいえ狭いけど二人で暮らすには 　　十分だろ」 自「へ？」 彼「何があっても守るから！一緒に暮ら　　そっ！ダメ？」 自「ううん！いいよショーがないなぁ」