2019年12月15日の週間総合ランキング あなどれないね、世唯くん。 完 みゅーな**/著 (12813Rp) ジャンル: 339ページ PV:3,348,233 感想数:39 レビュー数:2 総文字数:133,601 【完】俺の隣にいてほしい。 完 青山そらら/著 (11325Rp) ジャンル: 311ページ PV:5,230,553 感想数:22 レビュー数:4 総文字数:139,318 甘く見てるとこうなるよ? 完 Moonstone/著 (7238Rp) ジャンル: 416ページ PV:2,530,065 感想数:4 レビュー数:0 総文字数:82,497 ランキングをもっと見る
野いちご学園の新着投稿 幼なじみ ああああああ 開く閉じる 幼なじみ クリスマス4【お題】 帰り道 寸止め 私の幼馴染は可愛くて優しい兄でもあり弟でもある存在。 校内で人気のある彼が彼女を作らないのは、私の存在が邪魔をしているのかもしれない。 「クリスマスに私なんかと帰ってたら、余計に勘違いされるよ? そろそろ一緒にいるのやめた方がいいかな」 「なんでそんな事言うの?」 声は笑っているけど目が笑ってない。 「私が近くにいすぎて、女子たちが踏み込めないって聞いて……」 「それって、俺の事好きじゃないんじゃない? 好きだったら、幼馴染とか関係ないでしょ 」 そう軽く笑う彼の横顔は、薄暗い闇に浮かぶ宝石に照らさらて、いつもよりカッコよく見えた。 「幼馴染やめたいならやめればいいよ 」 「そこまで言ってな……!」 突然グイッと引き寄せられ、唇が触れる寸前まで顔が近付く。 「これからは、俺のこと男として見て欲しい 」 そう囁く彼の白い吐息が広がって、私の知らない鼓動を高鳴らせた。 開く閉じる 憧れの先輩 クリスマス4【お題】 裏庭のクリスマスツリーを見に来ている人は誰もいなかった。いるのは、先輩と私だけ。先輩は、すげーな、と口を開けたままツリーを見上げていた。幼さの残るその顔もやっぱり好きだ。 しばらく見ていると手が冷えてきた。手袋も持たずに外に出たのだから当たり前である。冷えた手に息を吹きかける。そんなに温まらないが、やらずにはいられない。 「手、寒いの?」 そんな私に気づいた先輩が、顔を寄せて聞いてきた。こくりと頷けば、幼かったその顔は一転、意地悪な笑顔に変わる。 「じゃあ、俺があっためてやろっか」 ぐいっと私の手を引っ張って、先輩が言った。それはつまり…手を繋… 「なーんてな」 私の考えを見透かしたように、先輩はパッと手を離した。重力に従って落ちた私の手には、いつのまにか手袋が握らされている。 「それ、俺からのクリスマスプレゼント」 そう言った先輩の顔は、青い照明の中で、なぜか少し赤く見えた。 開く閉じる 新着投稿をもっと見る
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