ケータイ小説 野いちご

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    • 芸能人【お題】
    • 休日
    • 告白

    「忙しいのに、今日はありがとね」


    幼馴染みの湊(みなと)は
    高校の時、スカウトされて芸能界へ入った。

    今日は私の20歳の誕生日だからと
    予定を空けてくれたのだ。


    「なんだよ、今日は素直じゃん」

    「20歳になったんだもん
    子供だった私からは卒業したの!」


    昔から素直じゃなくて我儘だった私は
    同い年なのに、いつも子供扱いされていた


    湊は私の気持ちに気付いてないー。



    「あ、プレゼント渡してなかったな
    …ーはいっ、どっちか選んで」

    ポケットから出てきた両手には
    何かが握られてるようだった。

    「じゃ、こっち」

    そっと開いた手のひらに乗っかってたのは指輪ー


    「おっ、当たりじゃーん」

    驚く私の手を取り、薬指に指輪をはめた。

    「まっ、待って!
    じゃあ反対の手には何がー…」

    「もちろん、俺の。


    結婚しよっか」


    今までの"好き"が溢れてくるように
    涙が出たー。

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    • 芸能人【お題】
    • 屋上

    『俺、誰かといるの見られたらまずいし。ここしか無くない?バレずに会えるとこ。』

    彼にそう言われ呼び出されたのは屋上。
    互いに芸能コースに通ってるとはいえとってる科目が違く、同級生と言うよりは仲のいい仕事仲間!って感じの方が強い。

    『あのっ、』

    『あ、ごめんね、呼び出して。』

    『要件は??』

    『来週から稽古始まるでしょ?本読み付き合って。』

    そう渡されたのは誰もが知ってる有名な童話が元になった舞台の脚本。

    『いいけど、私でいいの?』

    『お前だから頼めるの。よろしくね?』

    2人の恋がこの秘密の練習から始まるのはもっと先の話。

    開く閉じる

    • 芸能人【お題】
    • お昼休み
    • 屋上

    「「いただきます」」

    お昼休み。
    私たちはいつものように、2人でご飯を食べる。

    「晴人のお弁当は相変わらず
     栄養バランス完璧だよね」

    「まぁね!これでも一応モデルだから!」

    そう、私の彼氏、晴人はモデルをやっていて、
    世間では爽やかイケメンとして、かなりもてはやされている。

    「マネージャーがうるさいんだよね。
     まぁでも、美味いし野菜好きだし、
     全然苦じゃないんだけど」

    「ふーん、私も見習わなきゃなぁ…」

    このままじゃ、晴人に女子力ボロ負けだ。
    …と言いつつも、私はジャムパンを頬張る。


    「…ねぇ沙羅、」

    「ん?なに……」

    急に晴人の手が私の頬に伸びてくる。…かと思うと、

    ペロッ

    「っ……、へっ?!」


    唇、舐められた……


    「イチゴジャム、付いてた!めっちゃ甘いね」


    晴人はニヤニヤしながら舌なめずりをする。

    いや、甘いのはこの空気でしょ……?

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