―もっと、刺激的な恋を。―

君のいない世界で、今日も俺は呼吸をしている。 君のいない世界で、俺だけがまだ生きている。 君の元へいく覚悟ができないまま生きている俺が出会ったのは 不器用に笑うひとりの女。 未来をあきらめようとしていた俺が見つけた未来。 なぁ、俺は君のいない世界で、もう少し生きてもいいのだろうか。 ☆みやのもりさんへ いつもレビューありがとうございます。私の作品をこんな短期間でたくさんお読みいただき、いろいろと読み比べていない私に、気づかないような発見をしていただいているような気持ちでいます。そして私自身も過去作品ともう一度向き合う機会をいただいているようで感謝しています。

今日も、誰とも話せない いつもひとりぼっちだ いつも通りに通学路を帰っていたはずなのに… 「いrrrrrrrrrrらっしゃっせぇぇえ！！」 「きゃぁぁぁぁあ」 出会いはひょんなことからだった 偶然入ったケーキ屋の店員が、噂の不良グループの総長でした すごく怖い不良で、ヤクザの息子だって聞いてたけど… 私、目をつけられたみたいです しかし… 「ねぇ凛ちゃんって呼んでいい？」 「凛ちゃん、マジで助けて！」 なぜか少しずつ交流をしていく私たち。 「てめぇ…！どこの『姫』に手ぇ出してるんだ！！！」 あぁ、どうしてだろう 何故こんなに胸が痛いのだろう 私も、人を愛せるのかな…？ 助けて、苦しいよ 双竜会総長の超絶イケメン不良 御神楽竜司_MIKAGURA RYUJI × 対人関係が苦手な鬱少女 宮川凛_MIYAKAWA RIN 私が、前を向けるのは、君のおかげだよ ⚠︎重い話を含みます⚠︎

この男と早いとこ手を切らなければならない――ずっとそう思っているのに、甘い言葉と美しい笑顔にだまされてどんどん深みにハマっていく「私」 いつだってふりまわされるのは「私」だけ！ この男がもたらす恋は苦しいことばっかりなのに、なぜ離れられないの？ 甘々な溺愛といじわるに翻弄され、ヤキモチに泣いた日々の結末とは……

本当は 直接言いたかった 後悔は してない １人きりの私を救ってくれたこと、 ありがとうはきっと伝わった いつか ずっと前みたいに 笑えますように 主人公 地味女子 桜井 しずく