ケータイ小説 野いちご

ライブ配信ー見えない狂気ー

10数人が枠内には居て、普通に会話して、今は深夜0時になろうとしていた。

明日は仕事だし、今日はもう辞めて寝ようかな、と考えた。

「明日は仕事だし、もう眠いし寝るね!」


ゆめ/わかった、お疲れ様。
お仕事頑張ってね。おやすみ



たかし/おやすみ胡桃ちゃん。


そうそう。
終わりが肝心。

あとは聞いていたでしょ?
スマイルさんの返事が聞きたいだけ。

わかった、で終わってくれたらそれでいいだけ。


そしたら寝る前に少し、最近読み切れていなかったマンガを少しだけ読んで寝てしまおう、と思っていた。

スマイル/いいよ。
だけどマンガ、見すぎて朝寝坊するなよな。





ーーーーーーえっ?





私の思考が読まれてる?


なんで?

まさか、あるわけない。


人間にそんな力があってたまるか。

「やだな、スマイルさん。
朝早いからマンガなんか読まないよ。
じゃあ、皆様おやすみなさい!!」



早く切ってしまいたい。



何だか怖くて、気持ちの悪さから退出ボタンを押すタイミング。





パッ、と画面にILoveYouのエフェクトが、飛んだ。



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スマイルさんが、ILoveYouを使いました。
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なんで今このタイミング?


普段はアイテムもらって嬉しいはずなのに、今は逆にそれが気持ち悪い。

だけど、リアクションしない訳に行かない。



笑顔でだ。



「す、スマイルさんILoveYouありがとう!!大好きだよ!!」



アイテムリアクションは大事言うけど

"大好きだよ"は社交辞令って分かるはず。



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