「梢。あの彼アメリカ行っちゃったんだって?さっき先生から聞いたんだけど。」


「元気ないね梢」

凌は私の心配をしてくれている

そんな存在がいることが嬉しい


「もう大丈夫。心配してくれてありがとう」

「そっか……じゃあさ…やっぱいいや」

どうしたんだろう


まぁいいや


『灰夜 元気にしてますか?私は今日ようやく元気になれました。そっちでも頑張ってください』


久しぶりに灰夜のLINEを開きそう送った