ここが保健室だというのに、他の生徒がいない事を良いことに怒鳴りあう俺達。
だって、許せない。橋本が悪く言われるのがどうしても許せない。
今にも、枕をもう一度投げられそうなほど、強く睨まれている。頭を冷やすどころか、憎しみで怒りが溢れかえってるだろう。
「堀内には関係ないじゃない………もしかして、アンタ美羽の事好きなの?」
“もしかして、アンタ美羽の事好きなの?”
この質問に自然と口角が上がる。
「………だったら??」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…