ケータイ小説 野いちご

水男(ミズオ)

ネトっとした高山の視線を浴びて
亜美は思わず目をそらす。


「なんかあった?」


高山は目を細めながら
亜美に聞いた。


亜美は無視して
自分の仕事に没頭している。


「昼休みが終わって戻ってきてから
なんだか雰囲気変わった」


高山の言葉を聞いて
一瞬動作が止まる亜美。


しかし

動揺を抑えた亜美は
ゆっくりと高山の方を向いた。


顔にはわずかな殺気。


「仕事はまじめにやりましょう。


給料泥棒!」


亜美の言葉を聞いても
高山はまったく気にしていない様子。


またくだらない替え歌を
歌いだす。

「♪モテモテなーい

♪モテモテなーい」




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