げっ……。全員集合かよ……。


華姫「はぁー。そこの姫なんとか言ってここからこいつらを……追い出して。」

蘭姫「敵がいるだけで、うちらの下っ端が敵対視してんだよ。大抵下っ端が見回りしてるからな。毎日……。」

毎日?大変じゃ……

香波「冬羅……皆も帰ろ?居心地悪いよ……。」

「あ?あぁ。」


香波も怖がってるし……。帰るか……。


蘭華は……下っ端も物凄く強い。
俺ら幹部以上より下っ端が強いと聞いている……。世界No.17の族を下っ端だけで倒したとか……。世界と全国じゃ……違う……。

全国は……つまり……日本だけ。
世界は……世界中だ。俺らも早く世界にいきたい。


和樹「冬羅?いこーぜ。」

「そうだな。みんな帰るぞ。」

帰ろうとしたとき……華姫が……


華姫「元姫を信じなかったこといつか、後悔するぞ?これ……忠告……。」


と言ってきた……。


は?あいつは……俺らを裏切ったんだろ。
それに、俺らが無理矢理姫にさせたんだもんな。
あいつは……俺らを仲間なんて思っていなかったんだよ。